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卒業生の声

2022.02.10

『FGSのすゝめ』

進路区分:大学院進学
進路先 :University of Warwick International Security M
氏名  :西川 周蔵
メジャー:#国際政治論領域
入学  :2016年4月
卒業  :2020年3月

内定先・進学先名を選んだ理由:

 私が大学院留学を決断したのは、自分の目標を達成するために必要な外国語能力や国際関係に対する知見を深めたいからです。元々幼いころによく祖母が戦争の話をしてくれて、当時から戦争や平和に関心がありました。FGS でも戦争や平和に関して学ぶうちに、外務省や国際機関で働かれている方々のお話を聞く機会がありました。そして次第に職業を通して「平和へ貢献したい」と思うようになりました。自分にとっては敷居の高い目標であり、進路を考え始めた際は眠れなくなるくらい悩んだこともありました。もちろんどんな職業に就いたとしても一市民として平和に貢献することはできます。ですが、様々な国際問題がある中でその諸問題に対し最前線で取り組めていると思えないのは歯がゆいであろうと考え、今は「平和のために最前線で活躍する」ことを目標に定めています。
 これだけ立派なことを言っておきながら私には長期海外滞在経験はおろか、海外へ旅行したこともほとんどありません。そこで外国語を磨きつつ日本で培ってきた学びを客観化するために大学院進学をします。大学院留学はあまり一般的ではないですが、周りの方々に支えていただきながら、悩んで悩みぬいて出した決断を信じて今後も精進していきたいです。

FGS を目指す皆さんに伝えたいこと:

 FGS の正式名称は「総合グローバル学部」ですが、その名の通り国際協力や国際経済、地域研究など多様なテーマを扱っています。私は前述したように戦争や平和に対して漠然とした興味があったためFGS に入学しましたが、専攻である国際政治以外でも地域研究を中心に多様な分野について学びました。
このように FGS では個々人の知的関心に沿った履修を組むことが出来ます。私はこの FGS の特色の良さは二点あると考えます。
 一つは多様な分野に触れることで自分の興味を特定することができることです。私自身戦争や平和に対して勉強したいと思っていたものの、自分が本当にその分野について関心があるか、そしてその分野において何が学びたいのかを把握していませんでした。しかし、4 年間を通してそれが鮮明になり満足感のある研究が出来ました。中には関心が 4 年間で大きく変わる学生もおり、FGS は自分理解を深めることができる環境であると思います。
 そしてもう一点 FGSの良さとしてそれぞれの選択で違った考えを持つことができることが挙げられます。例えば戦争について関心を持った学生がいたとして、ある学生は地域研究を中心に履修していれば地域研究に基づいた観点から戦争について考えます。一方、国際政治に関する授業を多く履修した学生は前者とは異なる観点から戦争といった事象を分析することができるようになります。
 このように FGS はそれぞれが多様な観点を育むことで個性を活かせる場です。自分の興味に出会うことで毎日が楽しく、充実し、あっという間に時間が過ぎていくように感じる、そんな素敵な学生生活を送ることが出来ます。今私のつたない文章を読んでくださっている皆様の中で FGS に関心がある方がいらっしゃりましたら、是非受験してみてください。自分の知的好奇心が刺激される感覚を味わってみてください。