menu close
MENU

卒業生の声

2022.02.10

『国際協力への第一歩』

進路区分:その他
進路先 :JICA 海外協力隊
氏名  :平田 すみれ
マイナー:#アジア研究領域
入学  :2016年4月
卒業  :2020年3月

内定先を選んだ理由:

 大学内の「めぐこ」という学生主体 NGO に所属し、アジアの教育支援に関わる中で現地の人たちと双方向に助け合う国際協力に魅力を感じました。「めぐこ」にてフィリピン・インドにスタディーツアーに行った際に、現地の人々とのつながり・関係づくりの大切さを感じ、現地に寄り添った対等な国際協力の在り方こそが、自分が今後もやりたいことだと思いました。2 年間現地の人々と暮らし、パートナーである彼らととともに活動が行える協力隊では、それが実現できると思いました。

学生時代を振り返って:

 私の大学生活は国際協力と国際交流の2つが大きなテーマだったと感じています。国際協力という多岐に渡る分野の様々な授業を取り、学内外のスタディーツアーに参加して教育開発という自分が将来関わりたい分野に出会えました。また、大学の国際寮と一年間の交換留学では、世界中の人々とともに生活し多様な環境下で大変に刺激を受けました。多様な価値観・新たな視点を得て日本や日本人の自分を客観視することができました。
 FGS の授業では何をもって『開発』『発展』というのか、良くも悪くも既存概念を大きく覆されました。自分の価値観が無意識に資本主義に基づいて構成されており、上から目線的な考え方が潜んでいたことを理解しました。今まで何不自由なく、日本の中でマジョリティとして暮らしていると、見落としがちな国際協力の根底となる心構えに気づかされました。私たちが良かれと思って行う国際協力が、現地の人は望んでいないケースや、彼らには彼らの暮らしがあることを学ぶたびに、国際協力の意義が分からなくなることも多々ありました。実践的にもカンボジアで見た水上村やイスラエル・パレスチナ間で感じた政治権力の格差は特に衝撃的で、何かしたいと勢いづいていた私は現実の厳しさに唖然としてしまいました。その時、私自身が国際協力に対して期待しすぎていたことに気づきました。また、自然と発展や開発を良いものとする価値観を自分が持っていることに対して、現地の人々の考えを聞くことで改めて気づくことがたくさんあることを理解しました。

FGS を目指す皆さんに伝えたいこと:

 大学受験時は、漠然と国際関係に携わりたいという理由で総合グローバル学部を受験しました。大学に入り、FGS で政治学・経済学・人類学・社会学・ジェンダー・地域研究など、非常に幅広い学問を学ぶ中で最終的に自分の専攻を決めることができました。FGS では自分が学びたい学問に出会うことができます!!自分が好きなことを学問する喜びを感じることができます。また、自分と似たような目標を掲げる学部の仲間たちと、国際協力について語り合う時間も私にとっては貴重で、理想の自分との葛藤しつつ周囲からは日々刺激を受けていました。自分次第でやりたい事にどれだけでもアクセスできる環境下で、FGS での学びは新たな発見の連続で既存の価値観を大きく変えました。そのような充実した学生生活を振り返ると、この学部に入ってよかったと改めて感じます。